レアル・ソシエダ戦は0-0
13日に行われたチャンピオンズリーグ・グループD最終節のインテル対レアル・ソシエダは、0-0の引き分けに終わった。
勝てば首位通過、引き分け以下で2位通過となるインテルは、ラウタロ・マルティネスが休養でアレクシス・サンチェスが先発。右サイドはフアン・クアドラードが今季初先発で、マッテオ・ダルミアンがセンターバックに入ってスタートした。
立ち上がりはレアル・ソシエダが押し込む展開で、インテルは守りを固めて耐えることに。ただ、インテルは良い距離感を維持して、ソシエダに決定機をつくらせない。
インテルは前半途中から速攻が決まるようになる。マルクス・テュラムがうまくボールを収めて持ち運び、大きなチャンスをつくっていった。ただゴールには至らず、試合は0-0で折り返す。
後半に入ってもスコアはなかなか動かない。インテルは65分、ラウタロ・マルティネス、ニコロ・バレッラ、マルコ・アルナウトビッチを投入して変化をつけるが、決定的なチャンスは生まれない。
インテルがひやりとしたのは75分。レアル・ソシエダは久保建英が右サイドから仕掛けて2人をかわしてペナルティーエリアに侵入したところで転倒した。主審は迷わずPKとジャッジ。しかし、映像ではハカン・チャルハノールが久保との接触を回避するために出しかけた足を止めており、オンフィールドレビューで主審がPKを取り消しに。シミュレーションで久保にイエローカードが提示された。
インテルはその後、アレッサンドロ・バストーニとクリスチャン・アスラニを投入したがやはりゴールは生まれず、試合は0-0で終了。インテルはグループ2位で決勝トーナメント進出となった。