インテルで育ったモンツァの守護神
インテルがGIKミケーレ・ディ・グレゴリオを呼び戻すことを検討しているという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が11日に伝えた。
ディ・グレゴリオは、インテルの下部組織で育った。2020年にモンツァへレンタルされて活躍すると、2022年夏に完全移籍に切り替わっている。このとき400万ユーロで売却したが、インテルは将来の売却益の一部を受け取る条件を含めており、これを自分たちで活用することも視野に入れているようだ。
インテルは、今年夏に獲得したヤン・ゾマーに不満はない。ただ、12月で35歳になるベテランであり、長期的に考えるとほかにも選択肢が欲しいところ。アトレチコ・パラナエンセのベントもターゲットの一人だが、こちらはノッティンガム・フォレストなどイングランドのクラブも興味を持っている。加えてセリエA適応というリスクもあるため、ディ・グレゴリオの方が良いという見方があるようだ。
今冬のテコ入れはまずないとされているが、控えのエミル・アウデロがレンタルでの加入であることを考えれば、インテルが今後に向けてGK補強にも目を向けている可能性は十分にあるだろう。