ユヴェントスを抜き返して首位を維持
9日に行われたセリエA第15節のインテル対ウディネーゼは、4-0でホームのインテルが大勝した。
インテルはアレッサンドロ・バストーニが先発で復帰したことで、センターバック不足が解決。右センターバックにヤン・ビセックが入り、右ウイングバックにマッテオ・ダルミアンを起用した。
序盤から主導権を握りながら、なかなか先制できなかったインテルだが、37分からの7分間で勝負を決める。
34分、左からのクロスに合わせようとゴール前に走り込んだラウタロ・マルティネスがネウエン・ペレスに倒されると、オンフィールドレビューでPKに。ウディネーゼにとってはもったいないファウルで決定機を得たインテルは、ハカン・チャルハノールが決めて先制する。
リードをしたインテルは、完全なハーフコートゲームとなり、42分にフェデリコ・ディマルコ、44分にマルクス・テュラムが続き、3-0で折り返した。
大きなリードで後半に入ったインテルは、57分に負傷明けのバストーニを下げてカルロス・アウグストを入れるなど、余裕を持った選手交代。危なげなく試合を進めていく。
85分にはトドメの一撃。ラウタロ・マルティネスの敵陣でのポストプレーは相手にカットされてしまうが、センターサークル内で自ら奪い返してそのままドリブルで持ち込み、右足でミドルシュート。強烈なシュートをゴール左隅に突き刺して4−0とした。
インテルは前日の試合でナポリに勝利したユヴェントスを抜き返して首位を維持。好調を持続している。