「ラウタロはインテルを望んでいる」「シュクリニアルはこれで良かった」。マロッタが語る

マッテオ・ダルミアンにも賛辞

インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが4日、『クロナケ・ディ・スポリアトーイオ』のインタビューに応じた。

ラウタロ・マルティネスはビッグクラブのオファーも断った。インテルのバンディエーラになれますか?

「ラウタロはまず素晴らしい選手だ。ただ、それでいてパパとしても素晴らしいんだ。彼は自分の中で大切な価値観を持っており、インテルが彼を愛するように、彼もインテルを愛している。素晴らしいことだ。彼は残留を望み、我々は彼を残したい。すでにバンディエーラだよ。カピターノだしね。キャプテンマークを巻いているのは、ほかの選手と比べてちょっとした差があるからだ」

いつもスーツにネクタイでは飽きませんか?

「私はあなたのためにこれを用意したんだよ。私にとって大切なゲストだからね。我が家ではもてなしの意味を込めて、正しい方法で歓迎することにしているんだ(笑)」

カルチョ以外に進みたかった道は?

「2つの道があった。ディレクターか記者かだね。まず6カ月は両方を試みたが、そのあとでディレクターの道に行くことを決めた。そのチャンスがきたからだ。経験を重ねることで、状況により適切に対処できるようになるものだ。私が有名になったのは、質問に対して何も言わないことが多いからだね」

ミラン・シュクリニアルの件は何が?

「彼とインテルの間では、いくつかの相違があった。いくつか難しいところがあった。それにより、我々の中にあった友情と帰属意識に亀裂が入った。そして道は分かれ、彼はパリへ行き、我々は自分たちの道を進んでいる。そして、それで良かったと私は思っている」

あなたが契約した選手の中で、評価が低かったものの、その後カンピオーネになったのは?

「たくさんいるよ。最近の例では、イタリア代表にも呼ばれるようになったマッテオ・ダルミアンだ。彼はまさにプロさ。彼はアウジリオと私がちょっとした金額で獲得した選手だが、支払った金額をはるかに上回る価値を示している。真面目で意識が高く、私が最もリスペクトする人の一人だ。だから、彼を例として挙げたい」

では、獲得が最も困難だったのは?

「いまユヴェントスにいるポール・ポグバという選手だ。彼はマンチェスター・ユナイテッドとの契約が切れるところだったから、多くのクラブが列を成していた。だから彼の交渉は困難を極め、とても複雑なものだったよ」

スティーブン・チャンは今後もインテルの会長を続けますか?

「若く優秀で、野心家だ。そして、インテルの会長でいたいと考えている。だから、我々も彼が続けることを望んでいるし、全員でサポートしている」

インテルでのキャリアを終えたあとは?

「人生は分からないものだ。若く引退することだってある。誰もが自分の情熱のむく方へ進むのが正しいと思っている。サッカーのあとで政治の道に私が進みたいと言うのであれば、それは子供たちの問題を解決したいと思うからだ。スポーツの環境において、イタリアにはまだ問題が山積しており、施設や練習場、ロッカールームが十分ではない。イタリアのスポーツ界の質を高めるために、こういったところに注力したいという気持ちもある」

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