カルディローラ復帰でビセックは武者修行へ?
インテルが来季に向けて守備補強の選択肢を増やしているという。『FcInterNews』は1日、モンツァのルカ・カルディローラがターゲットになっていると伝えた。
インテルの下部組織で育ったカルディローラは、トップデビューを飾れないまま各地へレンタルされるようになり、2012年にチェゼーナへ完全移籍。その後の様々なクラブを渡り歩いて、2021年からはモンツァで活躍している。
32歳のベテラン選手になったカルディローラ。インテルでレギュラー定着は難しいようにみえる。ただ、低コストで獲得できる上にインテル育ちのため、UEFAの登録リスト上も有利。そして、左足でビルドアップできることも、現チームが求めるプロフィールと言えそうだ。
カルディローラとモンツァの契約は今季まで。ただ、1年の契約延長オプションが行使される見込みで、タダというわけではない模様だ。それでも、検討の価値がある選択肢だとみられているという。
来季のセンターバックの陣容は?
インテルは以前からリールのティアゴ・ジャロ獲得が噂されている。フリーでの獲得が実現した場合、さらにカルディローラを迎えれば、センターバックが多すぎるかもしれない。インテルはヤン・ビセックをレンタルに出して経験を積ませることも視野に入れているとのことだ。