ターンオーバーで評価を上げたのは?
インテルは29日に行われたチャンピオンズリーグ・グループD第5節のベンフィカ戦を3-3の引き分けで終えた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
【マッチレポート】ベンフィカ対インテル
●グループステージ首位通過の条件はレアル・ソシエダ戦勝利のみ
高評価:アレクシス・サンチェス、ダヴィデ・フラッテージなど
『スポルトメディアセット』の評価は、フランチェスコ・アチェルビの7が単独で最高。ステファン・デ・フライ、アレクシス・サンチェス、ダヴィデ・フラッテージが6.5で続いている。
『FcInterNews』では、フラッテージの6.5が先発メンバーで単独最高評価で、『TMW』ではアレクシス・サンチェスが単独最高の7。エミル・アウデロ、アチェルビ、マルコ・アルナウトビッチに6.5を付けている。
控えメンバーで評価が全体的に評価が高かったのは、フラッテージとサンチェスあたり。フラッテージに6.5を付けた『FcInterNews』は「前半の厳しい状況でも変化を起こそうとした。後半には貴重なゴールを決めて、すでに終わったと思われた試合に再び火をつけた」と称えている。
サンチェスに7を付けた『TMW』は、「彼のCKで1点目が決まった。そして、PK獲得の起点となるボール奪取も彼だった。そのPKもしっかりと決めた」と記した。
低評価:デイビー・クラーセン、クリスチャン・アスラニ
各メディアがそろって低評価としているのは、デイビー・クラーセンとクリスチャン・アスラニだ。
アスラニにワーストタイの5を付けた『FcInterNews』は「ベンフィカの2点目につながったミスはひどく、レジスタとして絶対に許されないミスだった。相手に囲まれて味方にパスコースをつくるのにも時間が掛かった」と苦言を呈した。
それ以上に低評価なのがクラーセンで、『スポルトメディアセット』は4.5で単独最低点。「誰だ? 30歳でヨーロッパカップ戦80試合以上に出ている選手。ある程度のパフォーマンスが期待できるはずなのに。ピッチの中央に立つ金髪の幽霊だった。3カ月インテルのベンチで過ごしてきたが、全く役に立たなかった」と酷評している。