最終節でレアル・ソシエダをサン・シーロに迎えるインテル
インテルは29日に行われたチャンピオンズリーグ・グループD第5節のベンフィカ戦を3-3の引き分けで終えた。グループ首位通過の条件を確認しよう。
第4節までにインテルとレアル・ソシエダの2位以内が確定していたグループD。第5節でインテルははドロー。レアル・ソシエダもザルツブルクと0-0で引き分けており、順位に変動はなかった。
この結果、インテルとレアル・ソシエダは12月12日にサン・シーロで行われるグループステージ最終節で首位通過を懸けて戦うことに。結論をいえば、インテルは勝利した場合に首位、ドローと敗戦の場合は2位だ。
引き分けとなった場合については、勝ち点で並ぶため、順位決定方法を整理しておこう。
勝ち点が並んだ場合の順位決定方法は、直接対決の「勝ち点」「得失点差」「得点数」の順で順位を決める。ただ、第1節のレアル・ソシエダ対インテルは、1-1の引き分けだったため、最終節がドローの場合、「勝ち点」でも「得失点差」でも「得点数」でも同じになる。
こうなるとグループステージの総得失点差で順位を付けることになる。第5節終了時点でレアル・ソシエダは「+5」、インテルは「+3」となっているため、インテルは勝つ以外にない状況だ。