ユヴェントス先制、直後にインテルが追いつく
26日にセリエA第13節のユヴェントス対インテルが行われた。注目のイタリアダービーは、1-1の引き分けに終わった。
2位対首位の対決となった今回のイタリアダービー。序盤から互いに譲らず拮抗した展開になるが、次第に流れをつかんだのはユヴェントスで、27分に先制した。フェデリコ・キエーザが運んでペナルティーエリア左から折り返すと、ステファン・デ・フライをうまく外したドゥシャン・ブラホビッチがダイレクトで合わせた。
インテルはリズムが出てきたところでの失点で悪い雰囲気が漂いかけたが、すぐに同点弾。33分、マッテオ・ダルミアンのボール奪取から右サイドにつながって、デンゼル・ドゥンフリース、ニコロ・バレッラが縦にパス。マルクス・テュラムがブレメルとの1対1で縦にかわしてクロスを入れると、ニアでラウタロ・マルティネスが合わせて1-1とした。
後半も互角の展開が続く。ユヴェントスは61分にハンス・ニコルッシ=カヴィーリアが退いてマヌエル・ロカテッリを投入。インテルは70分にドゥンフリースとフェデリコ・ディマルコが下がり、フアン・クアドラードとカルロス・アウグストが入って両サイドをかえた。
古巣との対戦となるクアドラードは、ピッチに入るときにニヤリ。ボールを持つたびに古巣のファンから激しいブーイングを浴びた。ただ、試合の展開でスタンドが盛り上がるようなシーンは多くなく、1-1の状況が続く。
結局試合は1-1のまま終了。白熱のイタリアダービーは、勝ち点1を分け合う結果に終わった。