イタリアダービーで勝利を狙うインテル指揮官
インテルは26日のセリエA第13節でユヴェントスと対戦する。大一番イタリアダービーの前日会見でシモーネ・インザーギ監督が様々な質問に答えた。
セリエAで失点が少ないチーム同士の対戦
「満員のスタジアムで行われる首位対2位であり、誰もがユヴェントス対インテルの意味するところは知っている。チームとしてよく守れているチーム同士の対戦だ。多くのデュエルがあるはずで、我々はそこでうまくやらなければいけない」
ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「インテルと勝ち点2差につけられるとは誰も思っていなかった」と話した。
「ユヴェントスは素晴らしいチームで、アッレグリという素晴らしい監督がいる。インテルと同じで、常に勝つことを目指している。カップ戦がなくて準備できる大きなアドバンテージがあるね。ただ、我々はそれを隠れ蓑にはしないし、むしろ日々の成長のモチベーションとしている」
フアン・クアドラードの状態
「アレクシス・サンチェス同様チェックしている。サンチェスは足首を捻挫して戻ってきたため、昨日は練習に参加しなかった。クアドラードはこれまでこういった問題がなかった。ただ、我々にとって貴重な戦力で、不在は痛かったね。トレーニングのあとで決める」
ユヴェントス戦の勝利はメンタル面でどれほど意味があるか
「決定的な試合とは言わないが、とても重要な試合だということは明らかだ。結果を出せば、カンピオナートの3分の1を終えて首位ということになる。まだまだ先は長いが、ユヴェントス対インテルが意味するものは、誰もが知っているよ」
敵地トリノではどんな試合を?
「自分たちのカルチョをする。相手はとてもコンパクトで、試合のどのタイミングでも試合をどうにかできるカンピオーネがいるチームだというのは分かっている。95分間の集中が必要だ」
事前に引き分けを提示されたら受け入れるか
「ノーだ。引き分けにサインなんてことは決してしない。少なくとも、個人的にはね。もしホーム&アウェーでファーストレグに勝っているとかなら話は別だが。我々はここから12月23日まで8試合で走り続ける。これから4試合はチャンピオンズリーグもあって、カンピオナートの上位3チームとの戦いが続く」
ジュゼッペ・マロッタCEOが契約延長したと報じられた。ピエロ・アウジリオとダリオ・バッチンも続きそうだ。
「オフィシャルなものかは知らない。昨日は幹部たちに会っていないんだ。ただ、彼らはそれにふさわしいし、事実であれば会長からの素晴らしいシグナルと言えるだろう」
アッレグリはしきりにユヴェントスはスクデットを争っていないと語っている。
「繰り返しになってしまう。長い旅になるが、私は野心を隠さない。いつもクラブにも選手にもティフィージにも伝えているが、目の前の1試合に集中していくことが大事だ。それを繰り返して進んでいくことだね」
インテルは最多得点・最少失点。イタリアで最も優れているのか。
「私が言うことではないだろうし、試合によって評価は変わるものだ。我々は守備が改善している。全体として機能しているね。まだカンピオナートの3分の1だが、安定性のある試合ができている」