アルナウトビッチ、移籍金…。1月移籍はあり得る?
インテルはメフディ・タレミを獲得するのだろうか。『FcInterNews』が21日、今後の展望を伝えている。
イラン代表のタレミは、2023/24シーズンでポルトとの契約が満了する。そのため、複数クラブが関心を示しているところで、中でもインテルはかなり興味深く追っているようだ。
1月かシーズン終了後か
タレミはシーズン終了を待たずにインテルにやってくる可能性もある。ただ、そのためにはいくつか条件がありそうだ。
まずはマルコ・アルナウトビッチの今後のパフォーマンスである。アルナウトビッチはこの夏に加入したが、まだ結果を残しているわけではない。ケガによる長期離脱もあって、どこまでできるかが不明瞭だ。
アルナウトビッチが今後、インテルの期待に応えられるかが一つのカギだろう。控えの一人として、後半途中から出てきて変化をつけるプレーができれば、インテルの前線は問題ない。
アルナウトビッチが期待どおりにいかない場合の選択肢としてタレミの獲得がある。この段階にくると、今度はポルトの事情が重要だ。契約残り半年の選手にいくらの値札を付けるかがポイント。『FcInterNews』は600万〜700万ユーロがインテルの受け入れられる範囲とみており、これよりも高いようであれば、別のターゲットに切り替えると予想している。
争奪戦ではリードか
タレミの獲得に動いているのはインテルだけではない。中東からはすでにオファーがあるとのこと。また、イングランドではウルバーハンプトンが動いているという。ただ、タレミはこれらの移籍がキャリアのステップアップと考えておらず、だからこそ今年8月にミランへの移籍が実現しかかった。
それならば、ということで、インテルも同じ理由でタレミの争奪戦でリードしているものとみられている。しばらくタレミをチェックしているインテル。これから具体的な交渉に発展していくだろうか。