アルゼンチン代表の後輩を頼もしく感じる副会長
インテルのハビエル・サネッティ副会長が14日、ミラノ・ドゥオーモ広場の書店で行われた自著の出版記念イベントに出席し、様々なテーマに触れた。『FcInterNews』などが伝えている。
ラウタロ・マルティネス
「インテルには、すでにラウタロというカピターノがいる。とてもうれしいよ。アルゼンチン人だからというよりも、彼の姿を見てそう思う。ラウティはこの5年間で成長を続け、インテル愛の強いリーダーになった。自分の経歴を考えると尚更うれしいことは否定できないね。彼が素晴らしいキャリアを送ることを願っている。彼はそれにふさわしい」
イタリアとの絆
「イタリア代表がサン・シーロでワールドカップの出場権を逃した試合を覚えている。3人の子供たちと一緒に見ていた。みんなイタリアのユニフォームを着ていて、みんなで大泣きした。父である私にとっても、母であるパウラにとっても、大きな意味があることだった。子供たちはここで生まれて、半々の感情だね。これも本に書いてあることだけど、カタールワールドカップ優勝のときの涙も大きな意味がある。どちらも私が愛する2つの国に対する感情からくるものだね」
マドリッドでのチャンピオンズリーグ決勝
「私は試合中に泣いていたよ。あと3分、優勝まであと少しというところでこみ上げてきた。サムエルが『あと3分だ。まだだぞ』ってね。ティフォージにあの最高の喜びを届けられて幸せだった。45年ぶりのことだったからね。サンティアゴ・ベルナベウという歴史的なスタジアムで行われた決勝で、私はインテルでの700試合出場だった。カピターノを務めるという幸運にも恵まれて、忘れられない一夜になった。永遠に私たちの中に残るものだね。ビッグイヤーを掲げている写真を見ると、自分の顔ではなく、自分が守り続けたこのユニフォームで過ごした日々を思い出すんだ」