まずは契約延長
セリエAで首位を快走するインテルは、移籍市場でどのような動くを目指すのだろうか。『スカイ』が14日、今後の方針について触れている。
同メディアによると、インテルの3つの方針は「契約延長」「現チームの強化」「予期せぬ出来事を除いた突然の機会」だという。
最優先事項は第2のシュクリニアル回避
インテルが最優先に考えているのは、現有戦力をフリーで手放さないことだ。まずは2024年で契約満了となるヘンリク・ムヒタリャンに始まり、2025年までのデンゼル・ドゥンフリース、2026年までのフェデリコ・ディマルコ、ニコロ・バレッラ、ラウタロ・マルティネスと、契約延長交渉が行われていくはずだ。
ムヒタリャンは現行契約と同じ年俸350万ユーロでさらに2年の契約延長を目指しているとのこと。ドゥンフリースは年俸を400万ユーロ超に調整し、こちらも2年間の延長を目指している。
準備は怠らず
概ね良い状態のインテル。ひとまず現在はメルカートを静観している立場のようだ。6月に移籍金なしでティアゴ・ジャロを狙っているのは確かだが、こちらはユヴェントスとバルセロナとの競争があると『スカイ』は伝えている。
再三話題になっている1月の前線補強だが、こちらもまだ具体的な動きはなさそう。ただ、今後の状況次第で動く準備はしている。メフディ・タレミはインテルがチェックしている選手で、アレクシス・サンチェスとマルコ・アルナウトビッチがクリスマスまでにどこまで調子を上げてくるかで判断するようだ。
そのほかではフアン・クアドラードのケガが長引いており、加入後ほとんど戦力になれていないところは気がかり。また、バンジャマン・パヴァールの長期離脱でチームが耐えられるかどうかも、年内に判断すべきポイントとなっている模様だ。