フロジノーネに快勝でミランとの差をひろげる
12日に行われたセリエA第12節のインテル対フロジノーネは、2-0でホームのインテルが勝利した。
インテルはこの試合でカタール航空とのスポンサー契約を発表。サン・シーロが紫色にライティングされ、スタジアム入り口ではカタール航空のCAが選手たちを迎えるなど、新たなオフィシャル・グローバル・パートナーの誕生を喜んだ。
ディマルコ、衝撃の56.08メートル弾
インテルは概ね予想されたとおりのメンバーでスタート。最終ラインにマッテオ・ダルミアンが入った以外は、メディアの予想を裏切ることなく入った。
試合はインテルが優勢だったものの、フロジノーネはうまくスペースを消す。失点が多いチームだが、インテル戦ということもあって守備の集中が高く、インテルはなかなか攻略できない。
その展開を一振りで変えたのが、フェデリコ・ディマルコだった。43分、敵陣左サイドのタッチライン際でボールを持ったレフティーは、意表を突いてロングシュート。セリエA公式によると56.08メートルのスーパーシュートを決めて、インテルがリードを奪って折り返した。
こうなると早く2点目が欲しい展開のインテルは、後半立ち上がりにマルクス・テュラムが大仕事。ペナルティーエリア内で2人を抜いてシュートチャンスを迎えたところでイラリオ・モンテリージに倒されてPKを獲得すると、ハカン・チャルハノールが冷静に決めて2-0とした。
その後はフロジノーネが前に出てくるシーンもあったが、インテルは主導権を譲らず。マルコ・アルナウトビッチの復帰やステファノ・センシの久々の出場もあり、ミッションコンプリート。前日の試合で勝利したユヴェントスを抜き返して首位を維持している。
インテルは代表ウィーク明けの第13節でそのユヴェントスと対戦だ。