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インテル、CL決勝トーナメント進出決定。途中出場ラウタロが決勝点

レアル・ソシエダとともに2位以内が確定

8日に行われたチャンピオンズリーグ・グループD第4節のザルツブルク対インテルは、1-0でアウェーのインテルが勝利を収めた。インテルはグループステージ突破が決まっている。

同日の早い時間に行われた同組のもう1試合では、レアル・ソシエダがベンフィカを下した。そのため、この試合はベンフィカの決勝トーナメント進出が消滅した状態でスタートしている。

インテルはラウタロ・マルティネス、ニコロ・バレッラ、フェデリコ・ディマルコが休養。デンゼル・ドゥンフリースがコンディション不十分でベンチスタートとなり、先発にはアレクシス・サンチェスやダヴィデ・フラッテージ、ヤン・ビセック、カルロス・アウグストが起用された。キャプテンマークはアレッサンドロ・バストーニが巻いている。

立ち上がりの主導権を握ったのはザルツブルクで、インテルは激しいハイプレスに苦しみ、おおざっぱなクリアで逃げるシーンが多かった。それでも、次第に流れを引き寄せていくと、42分には決定機。マルクス・テュラムの折り返しをサンチェスが落とし、フラッテージが完全にフリーで受けた。しかし、左足で放ったシュートはクロスバーを越えてしまう。

0-0で折り返したインテルは、後半の頭から警告を受けていたビセックを交代。ステファン・デ・フライを入れる。それでもアグレッシブなザルツブルクに対して苦戦が続き、後半も0-0のままで進んでいった。

インテルは60分を過ぎると、クリスチャン・アスラニ、ラウタロ・マルティネス、バレッラを投入していく。アスラニのミドルシュートやラウタロ・マルティネスのヘディングシュートでゴールに近づいていった。

すると84分、この試合最大の決定機をつかむ。バレッラのシュートが相手の手でブロックされてPKを獲得する。すでにハカン・チャルハノールが交代していたためキッカーはラウタロ・マルティネスだったが、エースがしっかり決めて、インテルが先制した。

これが決勝点となって勝ちきったインテルは、レアル・ソシエダと同じ勝ち点10を獲得。3位ザルツブルクとの勝ち点差を7とし、2位以内を確定させた。インテルが第4節でグループステージ突破を決めるのは、2004/05シーズン以来。

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