パヴァールが負傷交代
4日に行われたセリエA第11節のアタランタ対インテルは、アウェーのインテルが2-1で勝利を収めた。
インテルはアレッサンドロ・バストーニがベンチスタート。それ以外はベストメンバーで試合に臨んだ。
しかし、前半はアタランタペース。多くの決定機を与えたわけではないものの押し込まれた。特に攻撃の停滞が続き、なかなか前線でボールをキープできず苦しい展開になる。
インテルは30分、バンジャマン・パヴァールがひざを痛めて交代。ただ、代わりに入ったマッテオ・ダルミアンが大きな仕事を果たす。39分、ハカン・チャルハノールが完璧なスルーパスをペナルティーエリア右に差し込むと、ダルミアンが飛び出してきたGKフアン・ムッソよりも先に触ってPKを獲得。これをチャルハノールが決めて1-0とした。パヴァールも足を冷やしながら喜びの輪に加わる。
厳しい展開だったもののリードして折り返したインテルは、後半に好スタート。54分のラウタロ・マルティネスのヘディング弾はオフサイドで認められなかったが、57分には正真正銘の追加点。ペナルティーエリア左から仕掛けて右足を振り抜き、ゴール右隅に決めた。
その後はアタランタが反撃。61分にアデモラ・ルックマンのボール奪取からジャンルカ・スカマッカが決めた。インテル側としてはルックマンがフェデリコ・ディマルコからボールを奪う際にファウルがあったと主張したものの、ゴールは認められている。
インテルにとっては嫌な時間帯での失点で、アタランタが攻勢に出たものの、残り時間をしのいで2-1で勝利。セリエA3連勝で首位をキープしている。