本名のアラサン・トラオレとして滞在許可証がおりた模様
かつてインテルでプレーしたアサン・ニュクリは、イタリアにとどまることになった。『スポルトメディアセット』などが1日に伝えている。
ニュクリはコートジボワールの出身で、養子としてイタリアにやってきた。しかし、のちに書類の偽装が発覚。ニュクリは不法滞在者としてイタリアにとどまることが難しくなっていた。
それでも、人身売買の被害者として亡命を申請していたニュクリの訴えが一部認められたとのこと。亡命については結論が出るのはもう少し先になるが、警察はニュクリが人身売買の被害者として扱うことを決め、本名のアラサン・トラオレとして一時的な滞在許可証を発行したという。
これにより、ニュクリ改めトラオレは、合法的にイタリアにとどまることが可能に。強制送還の危機は回避されている。
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