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インテル、ローマ戦の罰金は5000ユーロ。「対ルカク」は大問題にならず

大荒れの予感もあったサン・シーロ

セリエA第10節のインテル対ローマは、大きな問題が起きずに無事終了した。レーガ・カルチョからのペナルティーも最小限にとどまっている。

今回のインテル対ローマでは、対ロメル・ルカクという意味で注目された。ただ、激しいブーイングはあったものの、レーガが10月31日に発表したインテルに対するペナルティーは、5000ユーロと軽度のものに。その理由も「相手に対して試合を通して侮辱的なチャントを続けた」という内容で、ルカクに対する言及はなかった。

一方でローマに対しては、3000ユーロの罰金処分。「不当に後半開始を約3分遅らせた」ことに対するペナルティーを課されている。

3万個の笛計画

インテル対ローマでは、サン・シーロで3万人の観客に笛が配布される計画が出るなどして話題になっていた。この笛計画は事前にNGが出て一部持ち込みを規制されたが、それでもスマートフォンのアプリを用いるなどして、ルカクがボールを持つたびにブーイングを浴びせている。ただ、ルカクにボールが収まることが少なかったこともあり、そこまで荒れることはなかった。

試合前日にはクルヴァ・ノルドが人種差別のような行為はしないように釘を刺していたが、心配は杞憂に終わった。

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