サン・シーロで元エースを歓迎したインテル
インテルは29日、セリエA第10節でローマと対戦し、1-0で勝利を収めた。イタリアメディアの採点を紹介する。
高評価:マルクス・テュラム
『スポルトメディアセット』『TMW』『FcInterNews』そろって単独で最高点が付いた選手はいないが、決勝点を決めたマルクス・テュラムはどのメディアでも最高タイの評価となっている。
この試合の最高点を6.5とした『スポルトメディアセット』は「過去のストライカーに挑んだインテルで未来を示した。適切なタイミングで適切な場所にいて今季4点目を決めた」とし、ロメル・ルカクとの勝負を制したとしている。
『スポルトメディアセット』はそのほかにフランチェスコ・アチェルビ、アレッサンドロ・バストーニ、デンゼル・ドゥンフリース、ハカン・チャルハノール、ヘンリク・ムヒタリャンに6.5を付けた。
『TMW』はテュラムのほか、バストーニ、アチェルビ、ディマルコに7の評価。『FcInterNews』はテュラム、アチェルビ、ドゥンフリースに7を付けている。
低評価:ラウタロ・マルティネス
上記3メディアそろってインテルの選手にはほぼ6以上の採点が付いた。唯一の例外がラウタロ・マルティネスで、『TMW』『FcInterNews』で5.5となっている。
『FcInterNews』は「ほかの選手以上に気合いが入っていたかもしれないが、いつもの競争的なずるさがなく、ペナルティーエリア内に侵入できなかった。プレーするために中盤までおりてきたが、相手の脅威になることはできなかった」と記した。
ロメル・ルカクの評価は?
『スポルトメディアセット』『FcInterNews』で5、『TMW』で4.5で、チームワーストかチームワーストタイの低評価だった。
『TMW』は「アチェルビやバストーニに警戒され、かつてのティフォージのブーイングの中で姿を消した」とし、『スポルトメディアセット』は「ブーイングのせいか、あるいは元チームメイトの注目のせいか、ビッグ・ロムはサン・シーロで過去に見せた姿ではなかった。もし彼に対する特別な“歓迎”がなければ、誰もピッチ上の彼の存在に気づかなかっただろう」と記している。