「インテルに導いてくれたカリアリに感謝」
トリノのラウル・ベッラノーヴァが『DAZNイタリア』の番組に出演し、様々なテーマについて語った。
ミランの下部組織で育ったベッラノーヴァは、2019年にボルドーへ移ったが、フランスではインパクトを残せず、イタリアのクラブにレンタルされる日々が始まった。そんな中、2021年から所属したカリアリでブレークを、2022年夏にインテルに加入している。その後完全移籍には至らなかったものの、この夏にトリノへ移籍して、よりコンスタントにプレーしているところだ。
キャリアの後悔について問われたベッラノーヴァは、次のように話した。
「フランスへ行ったときは、メンタル面の準備ができていなかったのだと思う。神経質になっていたし、監督に言われたことを個人的に捉えていた。でも、カリアリに感謝だね。そんな僕を拾って、インテルへ移籍するまでに導いてくれた。19歳でフランスに渡った経験はポジティブなものじゃなかった。サルデーニャでの日々には感謝だし、ステファノ・カポズッカとワルテル・マッツァーリは今でも僕にとってのミステルだ」
また、ペール・スフールスの重傷についても語っている。
「僕は彼のすぐそばにいた。すぐにただごとじゃないと感じたよ。彼は叫んでいたし、泣いていた。サッカー選手にとってひざの負傷は悪夢だ。何カ月も離脱することになる」
「でも彼は元気だし、笑顔だよ。笑顔で立ち向かうってすごく大事なことだね。僕たちは寄り添っている。全員でメッセージを書いたんだ。彼はカンピオーネだけど、ピッチを出てたら人間として素敵なんだ」
