フラッテージはPKを獲得
チャンピオンズリーグ・グループD第3節のインテル対ザルツブルクが24日に行われ、インテルが2-1で勝利を収めた。
インテルは予想どおりのメンバーでスタート。ラウタロ・マルティネスのパートナーにはマルクス・テュラムではなくアレクシス・サンチェスが入り、中盤にはダヴィデ・フラッテージを先発で起用。最終ラインはフランチェスコ・アチェルビではなくステファン・デ・フライが選ばれている。
立ち上がりは不安なものになった。開始3分でザルツブルクに決定機をつくられる。それでもヤン・ゾマーの好守でしのいだ。
その後、次第に流れをつかんだインテルは、19分に先制点。ペナルティーエリア右手前から左前方へのパスはフラッテージと少しズレたが、その後ろから走り込んだサンチェスが決めて1-0とした。
先制後も惜しいチャンスをつくったインテルだが、追加点は奪えずに1点差で折り返した。
インテルは後半のスタートからニコロ・バレッラを投入。ヘンリク・ムヒタリャンが下がった。まずまずの入りを見せたが、57分に油断。ロングボールを受けたロコ・シミッチをアレッサンドロ・バストーニが抑えきれずにアチェルビがつり出されると、マウリッツ・ケアゴーを経由してフリーになったオスカル・グローフに決められた。
それでもインテルはすぐに勝ち越しに成功した。61分、ゴール前の密集でフラッテージが倒されてPKを獲得すると、ハカン・チャルハノールが冷静に決めて2-1とした。
81分のラウタロ・マルティネスのゴールはオフサイドのジャッジで取り消しとなるが、残り時間をしのいだインテルは2-1で勝利。貴重な勝ち点3を手にした。