インテルには好機? それとも落とし穴の予感…?
インテルは24日にチャンピオンズリーグ・グループD第3節でレッドブル・ザルツブルクと対戦する。インテルと勝ち点1差でグループ3位につけるオーストリアの強豪はどのような状況だろうか。
オーストリアの強豪は苦しい状況
ザルツブルクは現在、オーストリア1部リーグで2位。ただし、首位シュトゥルム・グラーツと勝ち点4差だ。昨季はそのシュトゥルム・グラーツに勝ち点7差をつけてリーグ制覇を果たしたザルツブルクからすれば、不振と言えるシーズンだろう。
国内リーグでは直近5試合で白星が1つ。今月1日に行われたルステナウ戦の4-0が唯一の白星だ。ルステナウは11試合を消化したオーストリア1部リーグで未勝利の最下位で、ザルツブルクにとっては勝って当たり前の相手である。
チャンピオンズリーグではここまで1勝1敗だ。グループステージ初戦でベンフィカに勝って波乱を起こし、第2節はレアル・ソシエダに0-2で敗れている。
ベンフィカのホームゲームで勝ったことはサプライズだが、開始13分でベンフィカが退場者を出した影響は大きい。過小評価をすべきではないとしても、このグループでワンランク落ちる相手とみて間違いないだろう。
不振の原因
ザルツブルクが調子を落としている理由の一つが負傷者の多さだ。多くの選手が筋肉系の負傷に悩まされており、セク・コイタ、フェルナンド、ブライアン・オコー、ユスティン・オモレギエ、ルーカス・バルナー、カミル・ピョンツコフスキが離脱した。加えて、LASK戦で元フィオレンティーナのアレクサ・テルジッチが負傷したとのことで、かなり厳しい台所事情のようだ。