モンツァ戦のジャスチャーで退席に
29日のセリエA第10節ではインテル対ローマが行われる。インテルにとって、サン・シーロにローマを迎える準備が整ったと言えるかもしれない。
ローマは22日にモンツァと対戦した。その際、ジョゼ・モウリーニョ監督が退席処分となっている。処分確定はこれからだとしても、モウリーニョ監督はインテル戦でベンチ入り禁止となることが確実だ。
インテルとローマの対戦と言えば、今回は特にサン・シーロの雰囲気が注目されている。インテルにとって裏切り者であるロメル・ルカクがやってくるからだ。
そんな中、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の存在はインテリスタたちの暴走を抑える意味で大きな存在になる可能性があったものの、インテルを3冠に導いたポルトガル人指揮官はベンチ入り禁止となる。これでインテルのティフォージが思う存分にブーイングできる環境になったとみることもできそうだ。
モウリーニョ退席の理由
モウリーニョ監督は試合後、退席処分の理由を問われて、次のように語った。
「分からない。口の前に手を当てて、いつも泣いている人のマネをしただけだ。別に攻撃的な言葉を発したわけじゃない」
「昨季のモンツァ戦では、素晴らしい試合のあとで、優秀だが経験の浅い者が我々に汚いことを言った。今日の彼らはショーをつくりだして審判に圧力をかけていたね」