チャンピオンズリーグ前に3-0で快勝
セリエA第9節のトリノ対インテルが21日に行われ、アウェーのインテルが3-0で勝利した。
代表ウィーク明けのゲームでインテルは序盤から主導権を握った。ただ、決定的なシーンはほとんどつくれていない。
時間の経過とともにトリノがリズムをつかむようになり、前半のラスト15分はむしろホームチームが多くの好機をつくった。それでもインテルはGKヤン・ゾマーの好守もあってピンチをしのぎ、0-0で折り返す。
後半の立ち上がりに試合は動いた。トリノはペール・スフールスが不運な形で負傷。ファウルを取られてプレー続行を止められたことでニコロ・バレッラが怒り、抗議で警告を受ける。スフールスはこのケガでプレー続行不可能になった。
その後、インテルは57分に3枚替え。カルロス・アウグスト、デンゼル・ドゥンフリース、ダヴィデ・フラッテージが入った。
すると、直後の59分に先制点が生まれる。右サイドでボールを持ったドゥンフリースがドリブルを縦に仕掛けると、リカルド・ロドリゲスを抜ききらずに中へパス。ゴール前でフリーとなっていたマルクス・テュラムが速いボールにダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。
67分には追加点。チャルハノールのCKをニアでフランチェスコ・アチェルビがフリック。ファーのラウタロ・マルティネスがヘディングで押し込んで2-0とする。
終盤はひやりとする場面もあったが、無失点を維持した。後半アディショナルタイムにはヘンリク・ムヒタリャンが獲得したPKをチャルハノールが決めて決着。インテルが3-0で快勝した。