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強制送還危機の元インテルMF「手紙をくれたのはサネッティさんだけ」

状況を説明するアサン・ニュクリ

イタリアから追放される危機に瀕している元インテルのアサン・ニュクリ、もといアラサン・トラオレが、『FcInterNews』にコメントを残した。

ニュクリはコートジボワール出身で、養子縁組でイタリアに渡り、インテルのトップチームでデビューするまでになった。しかし、その後心臓の問題などでキャリアが止まり、その後名前を聞かなくなっていた。

そんな中、先日、不法滞在でイタリアから強制退去となる可能性が報じられて注目を集めているところだ。

●どこへ行った? インテル期待の若手だったニュクリは国外追放の危機(2023/10/5)

イタリアに渡るまでの経緯

「コートジボワールの自宅まで来てくれて、イタリアへ行くことに問題はないと言われた。でも、書類は全て偽造だったみたいだ。母も僕も学校に行っていないし、僕たちは信用したよ。『大丈夫だよ、ゆっくりでいいよ』って言われると信じてしまうんだ」

「(元代理人の)ドラゴと(養父だとされていた)ニュクリさんは、たぶん全部カネのためだったと思う。お金を手にしたらどっかへ行ってしまった。それで僕が追い詰められた」

今の調子は?

「僕自身は元気だよ。将来が気になるけど、とりあえず身体は元気だ」

カルチョ界からの助けは?

「何もない。アウジリオさんに手紙を書いたけど、いままで返事は届いていない。手紙をくれたのはサネッティさんだけだね」

ミラノダービーにも出場した

「良いことだったとは思う。でも、正直いまはそれどころじゃない。心をしめるのは、ほかの心配ごとだからだ」

イタリアにとどまるには滞在許可証が必要

「そのとおりだね。今は強制送還が怖い。でも、弁護士の力を借りて僕に起きたことの真実が伝われば、認めてもらえると思っている。そして、亡命申請もうまくいくと信じているよ」

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