夏にインテルを去ってローマへ行ったベルギー代表FW
ベルギー代表のロメル・ルカクが、夏の騒動について、少しだけ触れた。記者会見でのコメントをイタリアメディアが取り上げている。
ルカクは今年夏のメルカートの主役だった。インテルへの移籍が決まるかと思われたあと、ユヴェントスとの接触が明らかになり、最終的にはローマへ移籍している。
夏の移籍市場についてはなかなか話していないルカクだが、母国メディアのインタビューではその一部についてコメント。インテル側に非があったととれるような言葉も残している。
「僕はピッチの外の話はしたくない。ピッチの上で話すのが好きだからね。でも、何が起きてどうなったかを伝えるのが良いこともある。いつかそうしないとね。でも、今はサッカーに集中だ。僕が何か話せば、そこまでの流れを無視して受け取られてしまうことがあるからね」
「この夏に起きたことの真実を知ったら、みんなショックを受けるはずだ。5年前の僕ならとっくに爆発していたかもしれない」
「でも、その代わりに自分ができること、つまりプレーに集中したんだ。夏の間、一生懸命準備を続けてきたよ。ローマに僕の連絡先を伝えてくれたラジャ・ナインゴランには感謝している」
すっかりインテルで嫌われ者になってしまったルカク。かつての王の決断が周囲に納得される日は来るのだろうか。