ボローニャと引き分けで首位陥落の危機
7日に行われたセリエA第8節のインテル対ボローニャは、2-2の引き分けに終わった。
ターンオーバーなしのインテルは、最高のスタートを切った。開始11分、左からのCKをハカン・チャルハノールがニアに送ると、フランチェスコ・アチェルビがヘディングで薄く当てて先制点を奪う。
その2分後にはマルクス・テュラムの落としを受けたラウタロ・マルティネスが見事なミドルシュートを突き刺して、いきなり2点差とした。
今日は楽勝かと思われたインテルだが、その後試練が待っていた。18分、VARでラウタロ・マルティネスの自陣ペナルティーエリア内でのファウルを取られてボローニャにPKが与えられると、リッカルド・オルソリーニに決められて1点差。これでボローニャが息を吹き返すと、1点差で折り返した後半の立ち上がりにはジョシュア・ザークツィーに同点弾を決められた。
その後インテルは選手交代もあって活性化して勝ち越しを狙うものの、勝ち点1で満足という姿勢のボローニャは後方に構えてスペースを消した。
結局最後までインテルは3点目を奪えず、2-2の引き分けで試合終了。2点のアドバンテージから勝ち点2を落とした格好とてしまった。