平均的に高かったインテル戦
インテルは3日に行われたチャンピオンズリーグ・グループD第2節でベンフィカと対戦し、1-0で勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
高評価:マルクス・テュラムなど
『スポルトメディアセット』『TMW』『FcInterNews』がそろって最高評価を付けたのがマルクス・テュラムだ。『TMW』が7.5、そのほかの2つは7を付けている。前半のパフォーマンスがよくなかったことを指摘されつつも、後半に決勝点を決めた大仕事が高く評価された形となっている。
そのほかの選手ではメディアによって意見が分かれている。『スポルトメディアセット』はバンジャマン・パヴァール、ヘンリク・ムヒタリャン、ハカン・チャルハノールに7を付け、『TMW』はパヴァール、アレッサンドロ・バストーニ、デンゼル・ドゥンフリース、ニコロ・バレッラ、チャルハノール、ディマルコ、ラウタロ・マルティネスが7。『FcInterNews』はバレッラとバストーニに7とした。
低評価はほぼなし
各メディアとも、目立った低評価はなく、ほぼ全員が6以上の採点だ。
ラウタロ・マルティネスの評価は分かれる
この試合で最も意見が分かれているのは、ラウタロ・マルティネスの評価だ。高評価の項目で触れているとおり、『TMW』では7が付いた。一方で『FcInterNews』では単独最低点の5.5が付いている。
動きそのものは悪くなかったものの、多くの決定機を逃したエースについては、どこを評価基準とするかが重要だ。
『TMW』は「論争を呼ぶUEFAのMVPに選出された。クロスバーに1度、ポストに2度シュートを阻まれた。計6回チャンスを逃している」と記し、高評価だが辛口の寸評で、チャンスに絡んだことを評価した形だ。
『FcInterNews』は「ゲリラ的な夜。普段はしないようなミスをした。本当の不運もあれば、自身で招いた判断の誤りも。数分間で2度も枠に嫌われるなんて、そうあることではない」とし、得点という結果を残せなかったところをマイナスに評価している。