ユヴェントス撃破のサッスオーロがインテルも喰う
セリエA第6節のインテル対サッスオーロが27日に行われ、ホームのインテルが1-2で敗れた。
バンジャマン・パヴァールの代わりにマッテオ・ダルミアンを起用した以外にはほぼベストメンバーで臨んだインテル。前半は完全に主導権を握りながらも先制できない展開となった。
それでも前半アディショナルタイムに先制点。右サイドでパスを受けたデンゼル・ドゥンフリースが相手との駆け引きを制して中にカットインすると、左足のシュートをゴール左隅に決めた。
最高の形で折り返したインテルだが、後半の立ち上がりはサッスオーロに攻め込まれる。52分のピンチはマルティン・エルリッチが外してくれて助かったが、54分にはネディム・バイラミにフリーでペナルティーエリアに侵入を許して同点弾を決められる。
前節ユヴェントス相手に勝利を収めているサッスオーロはさらに勢い付き、63分にはドメニコ・ベラルディが強烈なミドルシュートを突き刺して逆転した。
インテルはヘンリク・ムヒタリャン、マルクス・テュラム、フェデリコ・ディマルコ、アレッサンドロ・バストーニの4人を一気に下げて、ダヴィデ・フラッテージ、アレクシス・サンチェス、カルロス・アウグスト、ステファン・デ・フライを投入して巻き返しを図る。
それでも決めきれずにいると、85分にはハカン・チャルハノールが下がってデイビー・クラーセンがデビュー。サンチェスやドゥンフリースを中心に攻め込んだが、6分のアディショナルタイムでも同点弾は生まれず。開幕から続いたインテルのリーグ戦連勝はストップし、今季初黒星となっている。