ミランの土台は変わっていないと主張するインテル指揮官
インテルのシモーネ・インザーギ監督が15日、翌日に行われるセリエA第4節ミラン戦の前日会見に臨んだ。
互いに好調で迎えるミラノダービー
「間違いなくミランもインテルも良い感じできている。まだ4試合目だが、とても重要な試合。ベストな形で戦いたい」
夏のメルカートでどちらも大きく動いた
「インテルは2人ほど、インテルは3人か4人だ。そこまで大きな違いはない。どちらのチームも試合がとても良くなっている。それぞれにアイデンティティーがあるものだね。明日は大事な試合だが、ここで決まるってわけじゃない。それでも、この街とティフォージにとって重要なものだというのは分かっている」
「予想は好きじゃないが、ダービーは良いシグナルになるだろう。開幕前に我々は弱いと言われていたが、今ではヨーロッパで勝たなければいけないと言われているね」
イタリア代表でダヴィデ・フラッテージが好調だった
「ダヴィデは良い感じで入っている。よく練習しているし、チームメートと2カ月にわたってよくやっているね。私は決断をしなければいけない。そういう時期は昨季もあった。そのときにインテルが大きく成長していたんだ」
フラッテージは代表でニコロ・バレッラと一緒にプレーした
「すでに一緒にやっているよ。練習中もだし、プレシーズンマッチでもね。インテルのためにベストな選択をすることだけを考えている。そのときに誰が出るかは、その時々で判断する」
ミランの第3節だけを研究したのか
「原則は同じだろう。ただ、第3節までのミランは良い示唆を与えてくれたね」
ミランの何が分かったのか
「変わったが、土台は一緒だ。アグレッシブで組織力があり、しっかり練習されている。よりフィジカルが強くなったね」
ミランは昨季よりもアグレッシブ。インテルにとって有利か不利か
「予測はできない。我々は好調で、相手もそうだ。開幕からの3試合は妥当な結果だった。この試合については、代表戦のあとで状態が読みにくいだけに、しっかり臨まなければいけない」
インテルは昨季より強いのか
「それはピッチ上で分かることだ。我々は多くの選手がいなくなった。重要な選手を失った。同時に優秀な若手や経験のある新戦力がきた。第3節までで言えば、新戦力が2人だけだったね。その中でうまくスタートを切っているよ」
あなたは変化が少ないことが称賛されることもあれば、批判の的にもなる。長所だと思うか
「仕事の一部だろう。ピオリとはお互いリスペクトし合っているし、それぞれが自分の道を行っている。私は自分がやってきたことに誇りを持っているし、2年間一緒にやっているスタッフや選手たちも全力でやってきた。長い道のりであることは明らかだが、インテルのためにみんなで力を合わせるよ」
ラファエル・レオンの印象は?
「スペシャルだね。対策としてはこれまでどおりだ。良い時も悪い時もある。素晴らしいクオリティーの持ち主だ。インテルの選手たちと同じようにね」
アデショナルタイムの増加について
「準備しなければいけないね。我々は前回のミーティングでもロッキと話した。早く対処してほしいとお願いしていた」