GKの歴史に重みを感じる新守護神
インテルのヤン・ゾマーが15日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。
インテルは16日のセリエA第4節でミラン対戦する。新戦力のゾマーにとっては、もちろん初のミラノダービー。
なぜインテルを選んだのか。
「なぜって…インテルがインテルだから差。伝統があって、強くて優秀だ。インテルを選ぶにあたって、本当にいろいろなことを検討した。監督、GKコーチ、プレースタイル、スタジアム、ティフォージ、家族のために街での暮らしがどんなものか。いろいろチェックした上で、ここがベストだと考えたんだ」
交渉は長引いた。
「特にここにこられないんじゃないかっていう不安はなかった。クラブ間で何があったかはあまり知らないけど、結局は自分が望んだところ、つまりこのクラブにたどり着けると思っていたよ」
インテルのGKの歴史は素晴らしいもの。インテルの歴代GKで感銘を受けた選手はいるのか。
「以前でいうとジュリオ・セーザルとフランチェスコ・トルドだね。ただ、昨季のアンドレ・オナナとサミル・ハンダノビッチもだ。ここには常に勇敢で優れたGKがいる。そのレベルを維持できるように力を尽くすよ」
オナナやハンダノビッチと話したことは?
「ノーだね。どちらも知り合いじゃないんだ。敵として対戦したことがあるだけだね。2人は特長が違う選手だけど、それぞれのスタイルを確立している。たとえば僕で言えば、セービングは別として、足もとからつくっていくのが好きだ。相手の最初のラインを突破していく上で、GKの選択はとても重要だと思っているよ」