焦りもあったモナコ移籍
かつてイタリアで活躍したステファン・ヨベティッチが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでミラノダービーなどに触れた。
ヨベティッチはフィオレンティーナで活躍したあと、マンチェスター・シティへ移籍。2015年にインテルでイタリア復帰を果たした。
古巣のインテルは、16日にミランとのミラノダービーを予定している。ヨベティッチは今もセリエAに注目しており、次のように語った。
「互角の戦いになると思う。インテルはチャンピオンズリーグの決勝も戦い、マンチェスター・シティ相手に良い戦いをしたね。ラウタロ・マルティネスはさらに決定的になっている。ジルーもそうだね。それにラファエル・レオンを見るのも好きだ。とにかく、すごく互角の試合になると思っているよ。まだスクデットの予想をするには早すぎるね」
充実していたフィオレンティーナの時期についても触れている。
「イタリアではとても良い時間を過ごした。フィレンツェで過ごした数年間は特に感動的で、貴重な経験を積ませてもらったと思う」
インテルでのキャリアには、やや後悔もあるという。
「最初のシーズンは6ゴールを決めたね。グアリンのゴールで勝ったダービーでも主役になれた。そのあとケガが続いちゃったね。ちょっと悔いがあるのは、2017年にモナコへ行くためにインテルを離れたことだ。少し焦っていたかもしれない。スパレッティがきたところで、プレシーズンマッチでもプレーさせてもらった。でも、セビージャへのレンタルで良い感じになったところで、先発でプレーしたいと思っていたんだ」
ヨベティッチは昨季限りでヘルタ・ベルリンを退団。今月4日にオリンピアコス加入が決まっている。ヨベティッチにとっては7カ国目の挑戦だ。