パヴァール後にさらに補強
9月1日20時にイタリアのカルチョメルカートが終了した。インテルの移籍市場最終日を振り返る。
インテルは前日、ジュゼッペ・マロッタCEOが最後の補強としてMFを狙っていることを明らかにした。現状維持でも満足としつつ、動いていることは認めている。
こうして様々な候補の名前が挙がっていたが、1日朝になると、デイビー・クラーセンの獲得一色に。すでにミラノ入りしていることが報じられ、午前からメディカルチェックを開始。12時頃にはほぼ恒例となっているCONIの玄関から顔を出している。
メディカルチェックを終えたクラーセンは13時頃にインテルのオフィスに到着。手続きやインタビューなどを終えて、夕方にオフィスを出ている。そして夜になって、インテルから正式な発表があった。
クラーセンの年俸と移籍金
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、契約期間は1年+オプション1年。年俸は150万ユーロだ。移籍金はゼロ。30歳のクラーセンはユース時代を含めて20年間をアヤックスに捧げたため、クラブは感謝を示し、1年後に契約満了となる功労者を無料で送り出したという。
センシやアスラニは残留
クラーセンの加入で注目されていたのが、人員整理だった。こちらはステファノ・センシ、クリスチャン・アスラニ、ルシアン・アグメがどうなるかというところだったが、いずれも放出はなかった。
アスラニに対しては、エンポリ、サッスオーロ、フィオレンティーナがレンタルに動き、選手側が断ったとされている。