「ピメンタが我々の代理人だったことはない」
ムラデン・サマルジッチ——。ウディネーゼのラザル・サマルジッチの父が、『スポルティアーリア』のロングインタビューに応じた。インテル行きが破談に終わった理由を語っている。
インテルと何があったのか?
「インテルはミスを犯した。彼らは許可されていない人間と交渉をした」
ラファエラ・ピメンタ?
「もちろん。ただ、私は彼女に人生で一度しか会っていない。交渉はウディネーゼとインテルの間で行われ、その間に彼女が入ったというだけだ。我々の許可を得ることなくね。インテルの契約書の草案を受け取ったときに、なぜか代理人として彼女の名前があった。だからインテルと話、これを変更するように求めたが、彼らは取引を続けることを望まなかった」
8月中にインテルに連絡を拒否されていたのは事実?
「もちろん。電話もしたし、メールも打った。だが、折り返しはなかった。インテルにとっては終わったことだったのだろう。彼らが取引したかったのはピメンタだけなんだ。彼女との合意はあったのだろうが、我々とは合意していない。そして、彼女は我々の許可を得ていない人物だ。彼女は抱えるクライアントが多く、良い関係を続ける意味でも取引したかったのだろう」
ジュゼッペ・マロッタCEO、ピエロ・アウジリオSDとの会談はあったのか
「ああ。あの日(8月11日)にミラノで会って、全て話した。ピメンタに交渉の許可はないと説明した。だが、彼女が代理人だと言い張った。ただ、ピメンタが代理人でないことはインターネット上のどこでも分かることだ。コミュニケーションの問題というが、それだけだ。息子がインテル行きを望み、インテルが欲しがり、ウディネーゼが売りたがった。そのコミュニケーションの問題だけだね」
コミッション料を求めたというのは?
「インテルとお金の話は一切していない。ピメンタが代理人じゃないと主張した時点で、インテルはもう扉を閉ざした。だから私は、『申し訳ないがそれは間違いだ。証拠を提示してくれれば構わない。ただ、我々の責任ではない』と言っておいたよ。残念だ。我々はインテル行きを望んだ。お金の話は全くしていないんだ」
後悔は?
「何もないね。何もしていないのだから、ミスを犯しようがない」
「インテルがなぜあのような態度になったのかは分からない。私は息子のためにできることをしたい普通の父親だ。息子は向上心があり、いつかチャンピオンズリーグでプレーしたいと思っている。お金が欲しければサウジアラビアでいい。ただ、良いキャリアも過ごしたい。インテルは確かにいい話だった。でも、取引をするチャンスはなかった。ウディネーゼのボッツォさんも理解してくれたよ」
「インテルとつながっている記者たちは、違うニュアンスで書いているが、それらは真実じゃない。とにかく、息子はウーディネでハッピーだ。ここに残ることになれば、それで我々は幸せだ。問題ないよ」