インテルへの移籍が破談で開幕戦途中出場
ウディネーゼのオーナーであるジャンパオロ・ポッツォが20日、今夏のラザル・サマルジッチ騒動に触れた。
サマルジッチのインテル移籍は、クラブ間合意のあと、メディカルチェックも完了したが、その後トラブルが発生して取引は成立しなかった。異例の破談について、ポッツォは次のように語っている。
「もう終わったことで、選手は戻った。真面目な青年だよ。彼は何が起きたのかを理解して、あとは監督に身を委ねている」
「ビッグクラブがきて大金を払うというのであれば、我々に交渉する余地はないだろう。これからどうなるかは分からない。我々には競争力があるが、まだメルカートはオープンだ。シーズン序盤もオープンで、それはネガティブなことだ。来年にはそのルールが変わっていることを願う」
サマルジッチは20日に行われたユヴェントス戦に後半の開始から出場。試合は前半で0-3となっていたが、サマルジッチはまずまずの評価を受けている。ただし、ラツィオへの移籍が話題になっているところで、サマルジッチの去就は依然として不透明だ。