ウニオン・ベルリンへ
ロビン・ゴセンスがインテルからウニオン・ベルリンへ移籍することが決まった。ゴセンスがクラブからの発表の直後に自身のSNSを更新し、別れのメッセージを伝えている。
「残念だけど、僕のインテルでの冒険はここで終わる。残念っていうのは、ピッチで本当のロビンを見せられなかったことだ。この偉大なチームをそのような形で去るのは残念でならない」
「今年こそ自分の価値を示したかった。これまで、それができる機会は限られていたからね。でも言い訳はしない。胸を張って言えるのは、ここにきた初日から毎日全てを捧げてきた。フィジカルを改善してインテルのために努力した。様々な要因が重なって、そうはなれなかった。でも、みんなからの愛情を感じたよ。チームメート、ティフォージ、スタッフ、インテルにかかわる全ての人から愛を感じた。だからこそ僕は誇りに思う。この1年半の全てが間違いだったわけじゃないと思わせてくれるね」
「インテルへの移籍を僕のキャリアの過ちと言う人もいるだろうね。でも、それは僕としては真実じゃない。最高のクラブの一つでプレーし、チャンピオンズリーグの決勝にも行った。タイトルも獲った。18カ月間、サン・シーロは僕の家だった。本当に名誉だった!」
「そして、新しい冒険が始まるんだ。もう一つの夢、ブンデスリーガだ。僕の国で初めてプレーすることになる」
「インテルの全てにありがとう。心から感謝しています。ロビン」
ゴセンスの数字
ゴセンスは2022年1月にアタランタから加入。負傷を抱えての移籍でなかなか活躍できずに苦しい時期を過ごした。次第に調子を上げてきたものの、2022/23シーズンはフェデリコ・ディマルコの飛躍もあってコンスタントに出場できなかった。それでも、日々の努力と献身は誰もが認めるところで、パフォーマンス以上に愛された選手となった。
インテルでは公式戦通算49試合に出場。4ゴールを決めた。