開幕目前エグナティア戦は4-2で勝利も課題残す
インテルは13日にエグナティアとプレシーズンマッチを行った。イタリアメディアは個々のパフォーマンスをどうみているのだろうか。
開幕前最後のテストマッチに臨んだインテル。気になるのはFWだ。
各メディアがそろって高評価を付けたのは、ラウタロ・マルティネスだった。インテルの新カピターノはPK献上のハンドがあったとはいえ、ドッピエッタを達成。パスを引き出して攻撃を活性化する場面も多くみられた。
一方で良くない印象を与えているのはマルクス・テュラムだった。『スカイ』の採点はチーム単独ワーストの「5」。『FcInterNews』は「またしても空振り。自分がやるべきことを理解してその中で動こうという意識はうかがえるが、しばしば自分を見失っている。ゴール前で必要な狡猾さが足りない」と指摘した。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「前線をラウタロ一人で引っ張るのはリスクがある」とし、「テュラムは最高級のタッチを持っているが、ゴールから離れた位置で仕掛けるときが彼のベスト」と、まだ十分にフィットしていないとの見方だ。
まもなくマルコ・アルナウトビッチの加入が決まる見通しのインテル。予定通りいかなかった前線補強がシーズンにどのような影響を与えるだろうか。
インテル対モンツァ:ブックメーカーのオッズは?
14日時点で遊雅堂のオッズはインテル勝利が1.36倍でモンツァ勝利が7.00倍となっている。引き分けは4.60倍だ。