条件引き上げを要求? インテルは期限設定
インテルは、ラザル・サマルジッチ獲得までもう少しかかりそうだ。『スカイ』など複数メディアが11日、交渉が難航していると伝えた。
すでにミラノに到着し、あとは契約を交わすだけという状況のサマルジッチ。だが、まだ取引は完了していない。
仲介役を務めるラファエラ・ピメンタとの間では年俸180万ユーロで合意していたものの、スペイン『Relevo』によると、最終段階で公式代理人である父親が登場し、より高額なコミッション料と年俸を200万〜250万ユーロの契約をインテルに要求したという。
その少し前にイギリスメディアでは、ウェストハムがサマルジッチの獲得に割って入ったという報道があった。そのこともあって、より好条件を引き出せると考えたのかもしれない。
ウディネーゼのリッカルド・ソッティル監督も、破談の可能性を警戒している様子。ウディネーゼはサマルジッチのかわりにインテルからジョヴァンニ・ファビアンを迎えた。ただ、11日に指揮官が新戦力に触れた際には、ファビアンの名前を出さなかったという。
それでもインテルは楽観
インテルはこのサマルジッチ側の要求に苛立っているが、交渉は終わっていないようだ。このタイミングでサマルジッチを手放すことは得策ではないと判断。サマルジッチ側に最終的な条件を通達し、この週末のうちに結論を出すように求めたとのこと。まだ決着はついていないが、破談にもなっていない状況で、もうすぐ答えが出るようだ。