2年前のアフターケアが決定打?
インテルの新戦力であるマルクス・テュラムが、31日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じている。
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ドイツとイタリアで違いはあるのか?
「カルチョはどこだってカルチョだ。ただ、ここはより戦術的だね。もともと知っていたことさ」
生粋のストライカーというわけではない。
「僕がどう答えると思う? 昨季はキャリアで初めてセンターフォワードをやったシーズンだ。もともとはウイングだ。僕の役割は、ゴールの近くにいて、スペースを狙って攻めていき、ゴールを決めること。それが仕事だ」
アシストとゴールのどちらが好き?
「何が違うんだい? どっちもチームのためになる。そこが大事だね。勝つことが最優先で、チームメートを助けることが一番だよ」
インテルの9番の歴史は知っている?
「僕にとってあまり大きなことじゃない。だって、インテルにきてそのユニフォームを着るだけで、十分に重いことなんだ。背番号は関係ないよ。99だって8だって7だってね。いずれにしても大きな責任を背負うってことさ。僕はキャリアでいろいろな背番号を着てきた。9が空いていたってだけで、さっくり決めたよ」
過去のインタビューで『ルカクよりも強くなりたい』と話していたが…。
「そう話していたときに比べると、選手としても人間としても成長した。言いたいのは、僕とルカクは違うってことだけさ。リスペクトはしているけど、僕はまた別だ。僕たちは違うんだ」
イタリア生活で覚えていることは?
「ご飯かな。パルマに住んでいたときは本当にまだ幼かった。トリノでは学校に通っていたよ。そこに友達もいたし、幸せな日々だった。それから家族でバルセロナへ移ったね」
イタリア復帰は父リリアンの影響も?
「父がプレーしていたときとは全然違う。でも、このカンピオナートを勧めてくれたよ。確信を持たせてくれたね。『カルチョに生きる国だ。良いところだぞ』ってね」
なぜインテルだったのか?
「2年前にこのユニフォームを着ることをイメージしたよ。詳しく話すと、インテルとディレクター陣は、僕がケガをしたあとも親身に慰めてくれた。そのことを忘れなかったよ。だから、ここを選ぶのは自然なことだった。2年前に失われたチャンスをやり直す機会があるなんて素晴らしいね」
ミランも獲得に動いていた。ミラノダービーはイメージできている?
「ミランのティフォージは僕に怒るだろうね…。でも我慢するよ! 各々に決断があり、僕は僕だ。これから浴びるブーイングを心配してもしょうがない。どのみちやってくるものだからね」
2つめのステッラ
「スクデットは僕にとってもチームにとっても目標だ。そのために準備をしている。シーズンの最後に喜んでいられるといいね」
ヤン・ゾマーの状況は?
「(笑いながら)分からないよ。彼はすごく控えめなんだ。また一緒にやれたらいいけどね。とにかく連絡はしていないんだ」
憧れの選手は?
「アドリアーノだね。全てすごかった。ロナウド? 彼のことを考えるとキリがないね。父は彼と対戦する前、1週間まともに寝られなかったみたいだよ」
SNS好きでも知られている。ネガティブな声もすぐに届いてしまうのでは?
「そうだね。楽しんでいるよ。オープンな場所で、いろいろなことが言われるものだ。ただ、僕はオープンな人間さ。まわりがどういうかは関係ない。それに、ポジティブな側面だってあるものだね」
ラウタロ・マルティネスがあなたのことを「カンピオーネ」と話していた。カピターノの印象は?
「びっくりしたよ。彼のクオリティは分かっていた。でも、間近で見て感動したよ。思っていた以上だった。すごく成熟しているんだ。同い年なんだけどね。彼と一緒にプレーできてうれしいよ」
キャリアハイの13ゴールを超えられるか?
「そのために頑張っているよ。シーズンを始めるとき、それまでのシーズン以上を目指すのは当然でしょ?」
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