アスラニはどうなる?
インテルはウディネーゼからラザル・サマルジッチを獲得することが決定的になった。ただ、同時に不安もあるだろう。クリスチャン・アスラニをどうするかだ。
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30日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、サマルジッチの移籍を一面で紹介。続くページでサマルジッチの起用法に触れた。
サマルジッチは「マルチロール」であり、中盤の複数ポジションで起用できると同紙は予想。ハカン・チャルハノールの代役として中盤の底として起用される形と、右インサイドハーフの2つの予想フォーメーションを掲載している。
前者は右からダヴィデ・フラッテージ、チャルハノール、ニコロ・バレッラという並びで、左インサイドハーフの控えにヘンリク・ムヒタリャンを置いた。後者はサマルジッチ、チャルハノール、バレッラ(フラッテージ)と記されている。
インテルのレジェンドであるワルテル・ゼンガは自身のSNSでこの記事の画像を掲載して「一つ質問だ。アスラニは結局どうなるんだ?」と突っ込んだ。
アスラニは2022/23シーズン、大きな期待を集めてやってきたが、なかなか起用されなかった。マルセロ・ブロゾビッチが去ったことで2023/24シーズンは出番が増える見通しだったものの、サマルジッチの加入で状況が変わるかもしれない。
各ポジションに2人ずつという意味でインテルの中盤はサマルジッチの加入で完成するが、若手有望株をベンチに置き続けるのは選手の成長を考えると微妙かもしれない。
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