「ルカクは後悔」ヨリを戻したい？インテルの反応は当然…

選択肢はサウジアラビアのみ？

ロメル・ルカクはいまの状況を嘆いており、インテルとの関係修復に一縷の望みを賭けているのかもしれない。20日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が記した。

ルカクは現在、チェルシーでトレーニング中。ただ、チームの構想外でツアーメンバーには入っていない。

インテルは今夏のメルカートでルカク復帰に向けて動いていた。エージェンシーのロック・ネーションもそのために環境づくりをしていたものの、ルカクとセバスティアン・ラデュレ弁護士がそれらをぶち壊し、インテル全体を失望させている。

ただ、現時点でユヴェントスにとってのルカクは優先度の低い選択肢だという。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が気に入っているのは確かだとしても、ユヴェントスが最優先で獲得を目指すほどではないそうだ。

仮にユヴェントスが完全に撤退ということになると、ルカクに残る関心は、サウジアラビアのアル・ヒラルだけということになる。これはルカクにとって避けたい結末。同紙によると、ルカクはインテルに対して、和解に向けたシグナルを発しているとのことだ。

インテルの反応はというと、現時点で応じるつもりはまったくない様子。年俸を下げても残ると甘い言葉をささやきながら、クラブもティフォージも裏切ったことをインテルは許しておらず、「インテルにとってもう選択肢ではない」と『ガゼッタ』。関係修復は不可能だとみている。

もともとはルカクが蒔いた種。浮気相手が本気ではなかったと気づいたときには、もう手遅れなのかもしれない。

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