サウジアラビアがダメなら残留か
インテルのホアキン・コレアは、この夏にクラブをかえるのだろうか。『FcInterNews』が17日、現状を伝えた。
コレアは今夏のインテルで真っ先に放出候補に挙がってきた。しかし、まだ活発な動きはない。
インテル残留を望んでいる様子のコレア。クラブとの契約は2年残っており、シモーネ・インザーギ監督からの信頼もある。ミラノでの生活に満足しているようだ。
ただ、2022/23シーズンのインテルにおける立場は、あまり結果を残せない4番手FW。年俸300万ユーロ＋ボーナスの価値は示していない。そのため、クラブとしては売却候補になっている。
それでも交渉が動かないのは、インテルの優先事項が別にあるから。クラブとしては、まず獲得から撤退したロメル・ルカクのかわりに誰を迎えるかを考えなければいけない。コレア放出の話は、それからになるだろうと記事は伝えている。
サウジアラビア行きも？
コレアに対しては、最近サウジアラビアのアル・シャバブが興味を示していると報じられた。本人は新婚ということもあってイタリア国外行きをあまり望んでいないようだが、3年間で3000万ユーロを稼げるというオファーがあれば話は別かもしれない。
また、イタリア国内では、トリノ、モンツァ、ジェノア、サレルニターナ、カリアリといったクラブから問い合わせがあった模様。こちらはまだ具体的な話ではなく、今後の展開次第だろう。
ただ、イタリアのクラブは完全移籍で買い取るほどの金銭的余裕があるわけではない。年俸負担だけでもネックになることは確か。モンツァについてはインテルがカルロス・アウグストに興味を持っており、取引の一部として差し出す可能性はあるとしても、まだ実現の可能性は低そうだ。
イタリア国内移籍はやはり厳しいというのが同メディアの見解で、サウジアラビアからの高額オファーがない限り、現時点ではインテルで引き続き4番手を務める可能性が高いとしている。
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