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インテル、獲得交渉打ち切りで代わりは誰に? ルカクはチェルシーで待機

ドゥシャン・ブラホビッチの放出待ち

インテルとロメル・ルカクの物語は終わった。少なくとも、イタリアメディアはそう確信している。15日、インテルはルカクの獲得交渉を続けない意思をチェルシーに通達したと複数メディアが伝えた。

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ルカクに裏切られたインテル

インテルは14日、長い交渉の末にチェルシーと合意に達した。3500万ユーロ+ボーナス500万ユーロの4000万ユーロまでオファーを引き上げて、ついにチェルシーを納得させている。だが、その後ルカクに連絡を入れようとしたところ、一向に電話に出ず、インテルが激怒。深夜になってルカクからピエロ・アウジリオSDに連絡があったというが、インテル側の怒りはすでに限度を超えていた。

もちろん、連絡を無視したからという理由だけで怒っているわけではない。この夏、インテルへの移籍を熱望しているはずのルカクには、何度か不可解な噂が立った。

まずはサンドロ・トナーリを放出した際、すぐにミランがルカク獲得に動くという話が出ている。そして、この数日では、ユヴェントス行きも報じられていた。インテルへ行くためにサウジアラビアからの高額オファーにもなびかなかったはずのルカクが、国内のライバルへ行くかは大きな疑問だったが、移籍交渉を担当するセバスティアン・ラデュレ弁護士が働きかけていたからこその話題で、インテルはその動きを察知していた。ラデュレの動きをルカクが把握していないはずはなく、インテルは今回の“スルー”を深刻な裏切りと捉えたようだ。

ルカクはまずチェルシー合流へ

ルカクは今後、ユヴェントスへ行く可能性が高まっている。12日にユヴェントスは3750万ユーロ+250万ユーロのオファーをチェルシーに出して合意を得ている模様。ルカクもこれを受け入れている。ただ、ユヴェントスはまずドゥシャン・ブラホビッチを手放さなければいけないため、まだ時間はかかるはずだ。

そのため、ルカクは週明けにまさかのチェルシー合流。プレシーズンのトレーニングに参加するという。ただ、アメリカツアーのメンバーからは外れる見通しだ。

ルカクはチェルシー復帰を望んでおらず、それはおそらくチェルシーも同じこと。ただ、ブラホビッチの放出が簡単に進むとは限らないため、サウジアラビアも再び熱い視線を送っているという。

インテルはルカクの代わりを探す

インテルはルカク加入前提で動いていたが、これで大きくプランが狂うことに。早速複数の候補が挙がっている。

ただ、これまでにイタリアのクラブが狙っていることが報じられている選手がほとんど。アーセナルのフォラリン・バログン、アトレティコ・マドリーのアルバロ・モラタ、ポルトのメフディ・タレミ、スペツィアのムバラ・エンゾラらをリストアップしたとされている。

フォラリン・バログンが本命?

この中で一番の大物はバログンだろう。2022/23シーズンはレンタル先のスタッド・ランスで公式戦39試合に出場して22ゴールを挙げた。22歳と若いこともあり、獲得に最も費用がかかる見込みだ。『スカイ』は「トップターゲット」としている。

ムバラ・エンゾラは準備万端か

26歳のエンゾラは、2022/23シーズンのスペツィアで大活躍。公式戦34試合で15ゴールを挙げた。クラブがセリエBに降格したこともあって移籍は既定路線と言える。セリエAをよく知っているという点で適応に不安がないこともプラス材料だ。

アルバロ・モラタとメフディ・タレミは?

アルバロ・モラタについては、現在ローマが強い関心を持っている。数日中にローマはモラタの代理人と会談予定で、この交渉に割って入るかというところ。モラタはアトレティコ・マドリーと契約を更新したばかりだが、本人と家族はイタリアに愛着が強いため、セリエAに戻ってくる可能性は十分にあるとされている。ネックとなり得るのはサラリー。スペイン人のモラタだが、すでに成長令による税制優遇の対象外のため、イタリア勢は年俸ダウンを強いることになる。

イラン代表のタレミはポルトとの契約が残り1年ということで、格安での獲得が可能。特に強い関心を示しているのがミランで、2000万ユーロほどの移籍金を用意したとされている。ただ、タレミはもうすぐ31歳。獲得に投じた移籍金を将来どれほど回収できるかは分からない。またヨーロッパでの経験はポルトガルのみで、イタリアにどれほど適応できるかも未知数なところは慎重にならざるを得ないかもしれない。

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