ミランやユヴェントスへの浮気で「失望通り越して怒り」
インテルとロメル・ルカクのコンタクトが再開した。ただ、まだ将来のことは分からないようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スポルトメディアセット』が15日に伝えている。
14日、インテルはチェルシーと合意に達したあとでルカクに連絡を試みたが、吉報となるはずの電話は一切つながらなかったとされている。その裏でユヴェントス行きの可能性が生じているとして、大きな騒動になっているところだ。
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この騒動を受けて、ルカクは14日深夜になってピエロ・アウジリオSDに直接連絡を取り、状況の説明をしようとしたという。
ただ、それは叶わなかったのかもしれない。『スポルトメディアセット』によると、インテルSDはルカクに説明する時間も与えず、この一件に対する行為を叱責した。
ルカクの移籍交渉を担当しているセバスティアン・ラデュレ弁護士が事の発端とされているが、同弁護士がまずはミランに、その後ユヴェントスに連絡を取っていたことをルカクが知らなかったはずはないというのがインテルの考えだ。
今夏の移籍市場でルカクを復帰させることを軸に動いてきたインテルにとって、これは「失望を通り越して怒り心頭」。電話一本で関係修復とはいかず、事態はまだ混乱が続いている
とはいえ、インテルはルカク獲得を見送ることになった場合、イチから新たな主力クラスのFWを探さなければいけないことになることも事実。どのような結論が出るだろうか。
インテル撤退?(2023/7/15 21:25追記)
ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は現地時間15日午後、自身のSNSを更新。「インテルはロメル・ルカク獲得レースからの撤退を決断し、チェルシーにその意向を伝えた。選手はユヴェントスと交渉することを決めた」と伝えている。
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