インテルは怒り心頭
ロメル・ルカクはチェルシーからどこへ行くのだろうか。15日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が最新情報を伝えている。
これは14日夜に『スカイ』などが報じた内容とほぼ同じ。この夏の移籍市場でずっとルカクの復帰を目指していたインテルは14日、チェルシーと接触。オファー額を3500万ユーロ+ボーナス500万ユーロまで引き上げ、チェルシーからついに合意を得た。
これで決着すると誰もが思っていたものの、今度はルカクと交渉担当のセバスティアン・ラデュレ弁護士がブレーキをかけている。「ルカクの電話はインテルのディレクターからの連絡で一日中鳴りっぱなしだった」と『ガゼッタ』は表現。それでもブリュッセルでオフの最後の数日を過ごしているルカクは応答せず、インテル側は腹を立てているという。
この裏にいるのは、ユヴェントスのようだ。こちらはチェルシーに対して3750万ユーロ+250万ユーロの条件を提示してルカクの引き抜きを目指している。ただ、チェルシーはドゥシャン・ブラホビッチを手放さない限りはこの移籍金を捻出できないため、7〜10日の猶予をルカクに求めた模様。これがルカク側の動きにつながっているものとみられている。
インテルへの移籍を強く望んでいたとされるルカク。チャンピオンズリーグ決勝の先発落ちを恨んでいるという噂もあるが、衝撃の大ドンデン返しはあるだろうか。
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