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インテルも期待…? ディ・ナターレが地元クラブの会長に就任

トトがドナテッロ・カルチョの会長に

元イタリア代表のアントニオ・ディ・ナターレが9日、自身のSNSを通じて、ドナテッロ・カルチョの会長に就任することを発表した。

ドナテッロはウーディネに拠点を置くクラブ。ウディネーゼのレジェンドであるディ・ナターレにとっては、自分の街とも言える場所だろう。

このドナテッロは、クラブ公式サイトに「1967年の創設以来、ドナテッロ・カルチョは教育的・技術的なクオリティをベースとして、若いサッカー選手を発掘し、育成し、教育することを目的としています」と記してあるとおり、若手育成に特化したクラブ。2019年にはイタリアサッカー連盟(FIGC)から「エリート・サッカースクール」の認定を受けている。

インテルと特に強いつながりのあるクラブで、インテルからUEFAのライセンスを持ったコーチらを派遣してもらうなどして協力関係を築いている。

同時にインテルの提携スクールとしての機能も持っている。現在インテルの下部組織にいるクリスティアン・ブレダという2008年生まれのDFは、このドナテッロから昨年夏にインテルへ移った有望株だ。ドナテッロ出身の選手としては、ナポリGKアレックス・メレトが挙げられる。

ディ・ナターレは現役引退後にスペツィアの下部組織を指導していた時期もある。フリウリから優秀な若手を送り出せるだろうか。

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