大型補強が完了
インテルからの発表はまだだが、ダヴィデ・フラッテージの獲得が決まった。サッスオーロのジョヴァンニ・カルネヴァーリCEOが5日に認めている。
カルネヴァーリCEOはこの日、インテルのオフィスに登場。会談を終えて出てきたところで報道陣にコメントを残した。
「完了したか？ イエスだ。完了だよ。少し前にサインをした。我々は絶対的に満足している。多くのクラブが関心を示していて簡単な状況ではなかったが、インテルにとっても素晴らしい形でまとまった」
「彼は素晴らしい特長の持ち主で、インテルは良い契約をした。彼を活かす方法を最大限に知っているだろう」
フラッテージはこれからメディカルチェックを受け、問題がなければ契約書にサインをする予定。その後、インテルが正式発表を行う見通しだ。
フラッテージの移籍金は？
5日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、フラッテージの移籍についての詳細を伝えている。
これによると、フラッテージの契約は年俸280万ユーロの5年契約。インテルは500万ユーロのレンタル料を支払い、完全移籍を前提としたレンタルという形で迎える。インテルの支払いはレンタル料のほかに2200万ユーロで、こちらの支払いは2024年2月から開始されるとのこと。さらに、600万ユーロという評価額でサムエレ・ムラッティエーリをサッスオーロに譲渡する。また、将来の売却益の一部をサッスオーロに約束。こちらは10〜20％とされており、具体的な数字はまだ明らかになっていない。
総額3300万ユーロの取引。売却益の一部を得る条件でローマからフラッテージを獲得していたサッスオーロは、およそ1000万ユーロをローマに支払うことになる。
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