アタランタがレンタルを狙う?
ミランは今夏、シャルル・デ・ケテラールをどうするのだろうか。
2022年夏にミランの一員になったデ・ケテラールは、セリエA1年目で期待を大きく裏切った。ミランはU-21欧州選手権で良いリズムを取り戻して価値を高めることを期待していたものの、U-21ベルギー代表は振るわず。U-21イタリア代表よりも悲惨で、1勝もできずにグループ最下位で敗退した。デ・ケテラールもミランバージョンから抜け出せずに終わっている。
ミランは1年前に3500万ユーロを支払ってベルギー期待の才能を獲得した。キャピタルロスを出さないためには2800万ユーロを下回る額で放出することはできないということを各メディアが伝えているが、U-21欧州選手権で価値を高めたとは言えない状況。売却は難しいとみられる。
そうなると選択肢は2つ。ミランに残留して飛躍のときを待つか、レンタルに出すかだ。
ミランはデ・ケテラールの才能を疑っておらず、過度なプレッシャーが不振の原因とみている。そのため、重圧のないクラブでコンスタントに出場してほしいと考えており、レンタルでの放出を試みるかもしれない。
『リーベロ』は2日、「誰か救って」と見出しをつけてデ・ケテラールの現状を伝えた。記事の中で「アタランタがレンタルでの獲得を狙っている。過去にミランからクリスタンテ、ペターニャ、パシャリッチといった選手を獲得したクラブだ」と紹介しており、アタランタ行きの可能性を挙げている。
22歳の有望株は、いつミランの戦力になるだろうか。
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