ドイツ勢は移籍金がネックか
インテルのロビン・ゴセンスに関する話題が続いているが、ドイツメディアに比べてイタリアメディアはおとなしい印象だ。『FcInterNews』が14日に現状を伝えた。
ウニオン・ベルリン行きの可能性が高まっているというゴセンスだが、同メディアによると、インテルとゴセンス側で将来についての深い話はないという。
昨年夏や今年1月の移籍市場と比較して、インテルはゴセンスを確かな戦力と考えている。実際にチャンピオンズリーグ決勝でも途中出場でロメル・ルカクの決定機を演出するなど、存在感を示した。
さらに同メディアは、「ウニオン・ベルリンやヴォルフスブルクといったクラブが名乗りをあげているが、お金の話になった途端にトーンダウンしている」と指摘。「ゴセンスがブンデスリーガでのプレーを夢として持っていたとしても、どんな犠牲を払ってでもインテルを離れてたいというわけではないはずだ」とした。
それでも、イタリアでもゴセンスの後釜としてカルロス・アウグストに注目しているという噂は出ている。ゴセンスがEURO2024に出るためにコンスタントに出られるクラブに行くのではないかという話も説得力はありそう。今後の動向に引き続き注目だ。