2クラブが真剣に検討中と『ガゼッタ』
インテルのマルセロ・ブロゾビッチがこの夏に移籍するかもしれない。13日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
同紙はこの日、「ブロゾビッチに別れの空気」と見出しを打ち、特にサウジアラビア行きの可能性があるとした。
インテルは安値でブロゾビッチを手放すつもりはなく、少なくとも2500万〜3000万ユーロのオファーがない限り応じる意思はないという。ただ、2022/23シーズンにハカン・チャルハノールがブロゾビッチの位置で適応したこともあり、ブロゾビッチはアンタッチャブルな存在ではなくなったため、売却の可能性は否定できないという。
フランク・ケシエのインテル移籍と関連付けられることもあるブロゾビッチには、ニューカッスルが関心を持っている。ただ、最近はサウジアラビアからの動きがあるようで、2つのクラブが真剣に獲得を検討しているそうだ。
ブロゾビッチの後釜は誰に?
ブロゾビッチを手放すことになれば、当然代役の補強は必要になりそうだ。『ガゼッタ』はやはりダヴィデ・フラッテージが本命だとしている。こちらは競争が熾烈で簡単にはいかないものの、イタリア人選手であり、今後の伸びしろも考え、最後まで諦めないと主張した。サッスオーロがサムエレ・ムラッティエーリやジョヴァンニ・ファビアンといったインテル保有の若手に興味を持っていることも交渉で有利に働くかもしれない。
今夏の去就が注目されるラツィオのセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチに関しては、熱を帯びていない様子。シモーネ・インザーギ監督のお気に入りであり、ジュゼッペ・マロッタCEOも長年好んでいる選手ではあるものの、金銭的に実現は厳しく、現時点ではほぼ不可能と判断されていると記事は伝えた。