ミランのレジェンドも応援
インテルは10日のチャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・シティと対戦する。フィリッポ・インザーギが弟のシモーネ・インザーギ監督にエールを送った。『コッリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで語っている。
「私は3度プレーした舞台だ。弟が今、どんな気持ちでいるかは想像できるよ。あまり寝られなかっただろうね。1日に3回くらい電話しているが、すごく興奮している様子だ。チャンピオンズリーグ決勝は弟のキャリアでも頂点の出来事だ。私は、弟がそこまで行くことを信じて疑わなかったよ」
どんな話を?
「特別なことはなにも。シモーネにアドバイスは必要ないんだ。シモーネはこの目標にふさわしい。真面目でプロ意識が高く、その能力をもってチームを築いて、この目標に近づいた。相手は世界最強だ。無敵のチームかもしれない。でも、カルチョの一試合であり、11対11はいつだって同じだ。だから……。だから、弟と弟のインテルが勝つことを願っている」
チャンピオンズリーグではファミリー
「選手として3回戦ったが、その難しさは分かっているよ。ただ、監督としてはもっと強い気持ちが必要だと思う。なんにしても、シモーネは称賛されてしかるべきだ。数年前の弟と、今の弟の姿を見てほしい。弟は真剣にそれを望んだ。だからこそ、いまここにいるんだ」